データモニタ条件画面で、監視する項目を選択します。
表1.データモニタ条件項目
項目 | 説明 |
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条件 |
それぞれの設定条件について、コメントをつけることができます。 |
ファイル装置 |
監視記録をファイル出力する装置を選択します。装置はFLPY:、PRN:、FR:、MC:、CONS:、RD:の中から選択します。 |
ファイル名 標準: 空白 |
監視記録をファイル出力する際のファイル名を設定します。ファイル名の拡張子は、常に「.DT」となります。 ファイル出力が有効で、ファイル名が何も設定されていなければ、ファイル名は、「SAMPL」となります。 ファイル名にディレクトリ名を含めることができます。 ファイル名をA\SAMPLとした場合は、ディレクトリ Aにある、単独のSAMPL.DTもしくは複数のSAMPLxxx.DTを意味します。 ファイル名番号が0以外に設定されると、複数のデータファイルが作成されます。 ファイル名にファイル装置のディレクトリパスを含める場合、ディレクトリが存在しないと、アラームが発生し記録は行われません。 |
ファイル名番号 標準: 0 最小: 0 最大: 999 |
監視記録をファイル出力する際にファイル名に付け加える通し番号について設定します。 この項目が 0 以外に設定されると、ファイル出力されるごとに、通し番号が 1 ずつ増加します。 例えば、ファイル名が「SAMPL」と設定されている場合には、連続してファイル出力していくと、 ファイル名は、「SAMPL001.DT」、「SAMPL002.DT」...となります。 5文字以上が指定された場合は5文字に短縮されます。これによりSAMPL001.DTからSAMPL999.DTまでのように、 ファイル名に通し番号を付け加えた場合でもファイル名は8文字以内になります。 通し番号が999に達した場合は、通し番号は1にリセットされます。ファイル名を5文字以下に設定すると、 SAMP0001.DTからSAMP9999.DTのように、通し番号を増やすことができます。 ファイル装置のルートディレクトリにはファイル数が512個の制約があるので注意が必要です。 サブディレクトリでは65535個までのファイルが作成できます。 ファイル名にディレクトリ名を含めることができます。 ファイル名をA\SAMPLとした場合は、ディレクトリ Aにある複数のSAMPLxxx.DTを意味します。 |
ファイルサイズ - アークツール、ディスペンスツール 標準: 0 最小:0 最大:99999 |
記録装置に、十分な空き容量があるかどうかをチェックするための項目です。 カイシ[n]命令が実行される際、使用する記録装置に、ここで設定される量の空き容量(単位は KByte)があるかどうかをチェックします。 もし容量が足りない場合は、アラームを発生します。0 もしくは5KBより小さく設定されている場合は、少なくとも5KBの空き容量があるか、 ということをチェックします。 |
ファイルサイズ - ペイントツール 標準: 0 最小:0 最大:99999 |
記録装置に、十分な空き容量があるかどうかをチェックするための項目です。 カイシ[n]命令が実行される際、使用する記録装置に、ここで設定される量の空き容量(単位は KByte)があるかどうかをチェックします。 もし容量が足りない場合は、アラームを発生します。0 が設定されている場合は、少なくとも 1 ブロック分の空き容量があるか、ということだけをチェックします。 この項目は0に設定下さい。 |
取込 標準: 250 最小:0 最大:250 |
データを取り込む周波数(サンプリング周波数)を設定します。
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監視 標準: 10 最小:0 最大:250 |
データの範囲のチェックを行う周波数を設定します。
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記録 標準: 1 最小:0 Max:250 |
データを記録する周波数を設定します。
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記録モード 標準: 連続 |
データの記録方法を設定します。
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監視項目数 - アークツール、ディスペンスツール 標準: 1 最小: 1 最大: 6 ペイントツール 標準: 最小: 1 最大: |
現在の条件において、何種類の監視項目を監視するかを設定します。 |
データモニタ リミット画面にて、リミット値を設定することができます。
データモニタ リミット画面では、 表2、 "データモニタ リミット画面項目" の項目を表示することができ、 表3、 "データモニタ リミット画面操作" の操作を行うことができます。
表2.データモニタ リミット画面項目
項目 | 説明 |
条件 |
データモニタ条件の条件番号 |
項目 |
監視項目の項目番号 |
項目[] |
監視項目の項目名 |
変数 |
監視項目に関連したシステム変数 |
基準値 |
監視項目の基準値 |
WARNリミット |
基準値から本リミットの範囲を越えた場合はWARNアラームが発生します。 |
PAUSEリミット |
一定時間以上、基準値から本リミットの範囲を超えた場合は、PAUSEアラームが発生しプロセスが停止します。 |
アラームまでの時間 |
本時間以上、基準値からリミットの範囲を超えた場合は、プロセスが停止します。 |