【目的】
このステップではドットパターン治具をカメラの視野内に設置し、ドットパターン治具の設置情報(どこに設置したか)を設定します。
前のステップで「自動計測する」が「治具の設置情報」に選択されているため、ドットパターン治具の位置をユーザ座標系に記録する必要はありません。
【手順】
- カメラの視野内にドットパターン治具(右上図(1))を置きます。
- ドットパターンはカメラの視野一杯に写るようにしてください。中央付近の大きなドット4個を含む、少なくとも4x4程度のドットが写っていれば、周辺部のドットは視野からはみ出していてもよいです。
- カメラのキャリブレーションが完了し、データがすべて保存されるまではドットパターン治具を動かさないように注意してください。

TP
タッチアップポインタのTCPを設定したツール座標系を選択します。このチュートリアルではツール座標系2番を選択します。
ドットパターン治具の位置は次のステップで自動的に計測されるため、4点教示法を用いて治具の位置を教示する必要はありません。
補足
ドットパターン治具は、大きい点がL字型に並んでいます。
L字型の角点から大きいドットが3点並ぶ方向がX軸方向、2点並ぶ方向がY軸方向を表しています。