AB-RIOインタフェース割付けは教示操作盤を使って行います。ロボットでAB-RIOインタフェースを割付けるためにはロボットでのAB-RIOインタフェース割付けを使用してください。割付け設定を行う項目については表1."割付け設定項目"を参照下さい。10進数及び8進数でのラック番号については表2."10進数及び8進数のラック番号"を参照下さい。
I/O AB-RIO AB-RIO コンフィグレーション(ラック 16) ボーレート : 230.4K エラーセベリティ : 停止 最新ステータス : ゼロ スロット ラック スタートグループ サイズ ステータス 1 0 0 ナシ 無効 2 0 0 ナシ 無効 3 0 0 ナシ 無効 4 0 0 ナシ 無効
表1.割付け設定項目
項目 | 説明 |
---|---|
ボーレート | 選択肢(57.6K、115.2K、230.4K)を表示するためには[選択]キーを押します。AB-RIOネットワークで使用されているボーレートを選択して下さい。 |
エラーセベリティ | 警告(F4)と停止(F5)から選択して下さい。この設定はI/O送受信が行われなくなった時に発生するアラームのセベリティに影響します。(PRIO-197とPRIO-198のアラーム) |
最新ステータス | 保持(F4)とゼロ(F5)から選択して下さい。保持の設定はI/Oの送受信が失敗した時に最後の状態を入力したままにします。ゼロの設定はI/Oの送受信が失敗した時にゼロを入力します。 |
スロット | この項目は変更できません。特定のI/Oをデジタル、グループ、および/またはUOPに割り付けるためにラック16とともに使用されます。 |
ラック | PLCが通信するラック番号を入力します。ロボットでは10進形式の値(0-31)ですが、PLCでは8進形式(00-37)で表示される場合があることに注意して下さい。 |
スタートグループ | 開始モジュールグループを0、2、4、6のいずれかに設定するために[選択]キーを押します。フルラックは0から7の番号が付けられた8つのモジュールグループで構成されます。 |
サイズ | サイズを1/4、ハーフ、3/4、フル、ナシのいずれかに設定するために[選択]キーを押します。サイズをナシに設定するとラックは無効になります。1/4ラックはPLCと通信する32のデジタル入力と32のデジタル出力を表現しています。 |
ステータス | この領域はシステムソフトウェアが制御します。ステータスは以下のように表示されます。
|
全ての項目で、変更を有効にするためには電源のオフ/オンが必要です。
表2.10進数及び8進数のラック番号
10進 | 8進 | 10進 | 8進 | 10進 | 8進 | 10進 | 8進 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 8 | 10 | 16 | 20 | 24 | 30 | |||
1 | 1 | 9 | 11 | 17 | 21 | 25 | 31 | |||
2 | 2 | 10 | 12 | 18 | 22 | 26 | 32 | |||
3 | 3 | 11 | 13 | 19 | 23 | 27 | 33 | |||
4 | 4 | 12 | 14 | 20 | 24 | 28 | 34 | |||
5 | 5 | 13 | 15 | 21 | 25 | 29 | 35 | |||
6 | 6 | 14 | 16 | 22 | 26 | 30 | 36 | |||
7 | 7 | 15 | 17 | 23 | 27 | 31 | 37 |