レジスタは値を格納します。全てのプログラムで、最大999個までのレジスタが有効です。標準では200個のレジスタが用意されています。レジスタは番号で識別します。コントロールスタートメニューでレジスタの数を増やすことができます。レジスタ命令はレジスタの算術演算を行う命令です。
多くの命令で直接指定と間接指定を使用しています。直接指定を使用する場合、命令に実際の値を指定します。例えば、レジスタ命令のレジ[2]=5では、レジスタ[2]の値が5に設定されます。
間接指定を使用する場合、命令ではレジスタの中に教示されたレジスタが存在します。内側のレジスタの値が外側のレジスタの番号になります。図237."直接指定と間接指定の例"を参照ください。
図237."直接指定と間接指定の例"では、最初の命令が直接指定です。レジスタ[3]の値が2に設定されます。
図237. "直接指定と間接指定の例"の2つ目の命令が間接指定です。この例では、レジスタ[3]が内側のレジスタで、レジ[レジ[3]]が外側のレジスタになります。前の命令により、内側のレジスタ[3]には2が設定されているため、外側のレジスタはレジスタ[2]となります。2つ目の命令の結果は、外側のレジスタ、レジスタ[2]に5が設定されます。
レジ[x] =(値)命令は、レジスタに値を格納します。図238."レジ[x] =(値)"を参照ください。
レジ[x] =(値)(演算子)(値)命令は、計算結果をレジスタに格納します。演算子は、
加算
減算
乗算
除算
除算の商の整数部分(DIV)
除算の剰余(MOD)
図239."レジ[x] =(値)(演算子)(値)"を参照ください。
1つの命令で複数の演算子を使用できます。ただし以下の制約があります。