表1.スポット初期設定の設定項目
項目 | 説明 |
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シリアル番号 | シリアル番号(F 番号)を表し、またそれを設定することができます。 |
スポットマクロの読込 | この項目を有効にすると、次回のコールドスタート時に標準のスポットマクロが読込まれ、マクロテーブルの[1]−[9]に割付けられます。注)現在のマクロテーブルに上書きされます。この項目を有効にするのはユーザーが独自に作成したマクロがない場合かつ初期設定時にのみ行って下さい。 |
装置の数 | 現在の装置数を表し、設定することができます。変更後、コールドスタートします。 |
溶接機の数 | 現在の溶接機の数を表し、設定することができます。 |
設定/表示対象(装置、ガン) | この画面での表示・設定対象の装置番号及びガン番号を指定します。ガン番号は下記ガンの数が上限となります。 |
溶接インターフェイス | 現在選択されている装置と溶接機間のインタフェイスを表し、設定することができます。 |
ガンの数 | 装置内で使用されるガンの数を表し、設定することができます。 |
スタッド溶接機 | スタッド溶接機を使用する場合に有効にします。スタッド溶接有効時、次の項目は有効にできなくなります。注)本機能は北米でのスタッド溶接機にのみ対応しています。
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スタッドバックアップガン | スタッド溶接にてバックアップガンを使用するかを設定します。2つ目の予備スタッド溶接ガンを使用および操作できるようにするには、この項目を有効に設定します。 |
ツールチェンジ | この装置が ATC を持っている場合に、本項目を有効にすることで、周期監視(シェルポーリング)や各種検出をガン切離し状態の時に無効にすることができます。ガンの結合/切離状態を認識するための信号が必要です。 |
ソフトタッチ信号 | ソフトタッチガンを使用するかを設定します。有効にした場合、ガン加圧時のソフトタッチ信号が使用可能となります。 |
ソフトタッチパルス時間 | ソフトタッチ信号のパルス幅を設定します。 |
バルブ圧信号 | バルブ圧信号を使用するかどうかを設定します。使用する場合は、有効に設定します。 |
圧力切替え数 | どのタイプのバルブ圧を使用するかを設定します。2 = 高・低、3 = 高・中・低、15 = バイナリデータです。 |
イコライズ圧信号 | イコライズ圧信号を使用するかどうかを設定します。使用する場合は、有効に設定します。 |
圧力切替え数 | どのタイプのイコライズ圧を使用するかを設定します。2 = 高・低、3 = 高・中・低、31 = バイナリデータです。 |
ガンコンタクタ | ガンに2次コンタクタがある場合に、ガンコンタクタ信号を使用するかどうかを設定します。 |
ダブルストローク | 全開/半開信号を使用するかどうかを設定します。使用する場合は、有効を設定します。 |
ストローク形式 | ストロークタイプを「標準」または「セット/リセット」で設定します。 |
セット/リセット ショットピン遅延 | セット/リセットタイプの場合に、セット信号とリセット信号の間の遅延時間を設定します。 |
セット/リセット セット遅延時間 | セット/リセットタイプの場合に、ガンが全開から閉じるときにショットピンをセットするときの遅延時間を設定します。 |
セット/リセット リセット遅延時間 | セット/リセットタイプの場合に、ガンが半開状態から閉じるときの遅延時間を設定します。 |
急速半開 | 急速半開信号を使用するかどうかを設定します。使用する場合は、有効を設定します。 |
ストローク信号形式 | ストローク信号の出力形式を設定します。保持形式かパルス形式かを選択します。 |
ストローク信号パルス幅 | ストローク信号の出力形式がパルスに設定されているときのパルス幅を設定します。 |
冷却機リセットタイムアウト | 「冷却機リセット」信号を出力してからアラームがリセットされるまでのタイムアウト時間を設定します。 |
パルス幅 | 「冷却機リセット」に設定した出力信号のパルス幅を設定します。 |
検出遅延時間 | 「冷却機リセット」のパルス出力後、「冷却機OK」の入力信号を確認するまでの遅延時間を設定します。 |
全開検出 | ダブルストローク時の全開検出信号を使用するかを設定します。検出を行うためのリミットまたは近接センサが必要です。 |
半開/ガン開放検出 | ダブルストロークの半閉検出信号、又はシングルストロークでのガン開放検出信号を使用するかどうかを設定します。検出を行うためのリミットまたは近接センサが必要です。 |
スキップ半閉検出 | 半開検出信号とガン閉じ検出信号の両方が割付けられている場合、全開状態から加圧する時に半開検出信号のチェックをスキップします。これによりサイクルタイムが短縮されるので、標準値は有効です。ガンのタイプによっては、半開状態時に、シャンクが旋回するものがあります。このタイプのガンの場合、必要に応じてこの項目を無効に設定します。 |
ガン閉じ検出 | ガン閉じ検出信号を使用するかどうかを設定します。使用する場合は、有効に設定します。 |
このガンの溶接機番号 | このガンが使用する溶接機の番号を設定します。 |
設定/表示対象(溶接機 | この項目以降の設定、表示対象の溶接機番号を指定します。 |
コンタクタ | 溶接機のコンタクタの開閉をロボットが指示するかどうかを設定します。使用する場合は、有効に設定します。 |
コンタクタタイムアウト | コンタクタ入力信号のタイムアウト時間を設定します。 |
溶接終了タイプ |
溶接完了の判断方法を設定します。 |
溶接処理中タイムアウト | 「溶接処理中」信号の入力待ちタイムアウト時間を設定します。 |
溶接完了タイムアウト | 「溶接完了」信号の入力待ちタイムアウト時間を設定します。 |
異常アラーム極性 |
「異常アラーム」信号の極性を設定します。次の2つから選択します。 |
警告アラーム極性 |
「警告アラーム」入力信号の極性を設定します。次の2つから選択します。 |
溶接機リセットタイムアウト | ヨウセツキリセット命令のタイムアウト時間を設定します。 |
溶接機リセットパルス幅 | 溶接機リセット信号の出力パルス幅を設定します。 |
ステッパリセットパルス幅 | ステッパリセット命令でのステッパリセット信号の出力パルス幅を設定します。 |
溶接完了レベル検出 |
溶接完了信号の検出条件を設定します。 |
溶接条件先行出力 | 溶接条件信号と条件ストローブ信号を加圧信号と同時に出力する場合に有効にします。これを有効とできるのは、溶接指令信号によって溶接を開始する場合のみです。溶接条件により溶接が開始される場合は無効とします。無効の場合は、溶接条件信号は溶接位置到達時に出力されます。 |
ロボットからの溶接機リセット | ロボットがアラーム解除された時に、溶接機にリセット信号を送信するかを設定します。 |
溶接圧制御 | 溶接機による溶接圧制御の有効/無効を設定します。溶接機側に溶接圧制御のソフトウェアが必要です。制御装置は溶接機から送信された各溶接条件に対応するバイナリ形式の溶接圧を記録します。制御装置は溶接実行時に、その溶接条件に対応した溶接圧を設定します。溶接の実行後、手動溶接実行前、または、スポット溶接テスト実行画面から溶接圧力更新を行うことによって、各条件に対する溶接圧が更新され、制御装置内に記録されます。この設定はコントロールスタート時に行って下さい。 |
溶接圧力タイムアウト | 溶接圧制御有効時、溶接機からの圧力要求待ちのタイムアウト時間を設定します。 |
溶接圧力更新時間 | 溶接圧制御有効時、溶接機からの圧力更新要求待ち時間を設定します。 |
コンタクタ制御タイプ | コンタクタ信号の出力方式を設定します:
コンタクタ信号は I/O スポット溶接画面にて割り付けます。 |
溶接ID | 溶接 ID の有効/無効を設定します。 |