パスワード設定ではパスワードの構成を記述したXMLファイルを使用してパスワード機能の設定を行うことができます。
パスワード構成XMLファイルの作成について、サンプルファイルがありますので、こちらを参照してください。iPendant またはロボットに接続しているInternet Explorerで, ロボットのホームページを表示できます。 ホームページ上で “エラー/診断データファイル(MD:)” のリンクを選択してから “PASSCFG.DG(Password Configuration)” を選択します。
これらの各リンクにXMLファイルのサンプルがあります。ロボットのホームページを表示できない場合や、ファイルをコピーしたい場合、MD:装置からファイルをコピーすることもできます。 例えば、MD:PASSLVL.XMLをMC:にコピーしてファイルを入手することができ、このサンプルファイルには現在ログインしているユーザレベルのパスワード構成が記述されています。
パスワード構成は、FRS:PASSWORD.DTとして保存されます。制御装置の電源が投入されると、このファイルが読み取られてパスワードが構成されます。FRS:PASSWORD.DTファイルは、ファイル画面でアプリケーションファイルとして保存および読込むことができます。
表1. パスワード構成設定項目
項目 | 説明 |
---|---|
検証 |
選択されたXMLファイルを解析して、ログファイルにアラームを書き込みます。実際の構成データの作成は行われません。外部記憶装置からXMLファイルを選択できます。外部記憶装置の設定はファイル画面で行います。 |
インポート |
外部記憶装置からXMLファイルを選択します。外部記憶装置の設定はファイル画面で行います。選択されたXMLファイルを解析して、構成データを作成します。 |
エクスポート |
現在の構成データをpassword.xmlとして外部記憶装置にコピーします。 注意先にファイルをインポートする必要があります。 |