ツールキャリブレーションはツールキャリブレーション用の治具を使って行います。ワークの位置を全て教示した後に、ツールキャリブレーション治具内の参照点を定義するツールキャリブレーションを行うことができます。この操作は一度だけ行う必要があります。参照点を定義すると、ワークに対して変わらない位置に関するロボットの位置が得られます。
手動操作のツール画面で参照点の定義とツールキャリブレーションを実行できます。
ディスペンスツールキャリブレーション項目について、表1."ディスペンスツールキャリブレーション項目"を参照して下さい。
表1."ディスペンスツールキャリブレーション項目"
項目 |
説明 |
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ホームプログラム |
ロボットをホーム位置に移動するために使用されるTPプログラム名「MOV_HOME」を表示します。 |
Fixture program |
ロボットをツールキャリブレーション治具のそばまで移動するために使用されるTPプログラム名「MOV_FIXT」を表示します。 |
TOOL $MNUTOOLNUM[1] |
変更されるツール座標系を表示します。番号を変更することはできません。 |