スケール

画像上の1画素が計測面上での何mmに相当するかを表したものです。単位はmm/pixです。

ドットパターン治具の画像を撮像して計測面を教示する手順は以下のとおりです。

  1. [スナップ]をクリックします。
  2. [スケール]の[教示]ボタンをクリックします。
    赤紫の矩形ウィンドウ(計測領域)が表示されます。
  3. ドットを囲むように矩形を調整します。
    通常、ドットが画像全体に表示されるにドットパターン治具を設置するので、赤紫の矩形を全画面に設定します。
  4. [OK]をクリックします。ドットパターンが検出され、計測面が設定されます。

計測面が設定されると、設定された計測面上での平均のスケールが[スケール]に表示されます。

メモ レンズ歪がある場合や、カメラの光軸と計測面が垂直でない場合は、スケールは画像全体で均一になりません。そのため、表示されるスケールは「平均値」となります。

すでに教示されているコマンドツールがある場合は、変更することで計測結果が変わってしまう可能性があります。計測面を再教示した場合は、必要に応じてコマンドツールを教示しなおしてください。

注意 コマンドツール教示後に計測面を教示した際は、ミリメートル変換する計測値を持つコマンドツールの再教示を推奨します。