外部オーバライド選択(DI速度変更)は2つのDI信号を定義して、その4通りの信号オン/オフの組み合わせによって、速度オーバライドを4通りに切り替えることができます。本機能を有効に設定してかつリモート状態のときに限り、本機能で指定したオーバライドになります。
表1. 外部オーバライド選択(DI速度変更)設定画面一覧
項目 | 説明 |
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DI速度変更機能 |
この項目は外部オーバライド選択(DI速度変更)を機能させるか設定する項目です。 有効 に設定すると、本機能が生産操作中にロボットのオーバライドを制限します。無効に設定すると、生産操作中でもロボットの速度は制限されません。外部オーバライド選択(DI速度変更)のオーバライド値を設定するには、この設定を有効から 無効に切り替える必要があります。 |
信号1 DI |
信号2 DIの状態と供にデジタル入力信号(DI)1の状態(オンかオフ)により生産操作中に4つのオーバライドの1つを選択します。この項目は信号1のDIの番号の割付をするとともにその信号の状態を表示しています。 |
信号2 DI |
信号1 DIの状態と供にデジタル入力信号(DI)2の状態(オンかオフ)により生産操作中に4つのオーバライドの1つを選択します。この項目は信号2のDIの番号の割付をするとともにその信号の状態を表示しています。 |
信号1 オン/オフ |
この項目は、2つのデジタル入力信号の状態により、どのように生産運転中の速度オーバライドを4つの選択肢の中から決定するかを示します。 |
信号2 オン/オフ |
この項目は、2つのデジタル入力信号の状態により、どのように生産運転中の速度オーバライドを4つの選択肢の中から決定するかを示します。 |
オーバライド |
この列により外部オーバライド選択(DI速度変更)の値を設定します。 外部オーバライド選択(DI速度変更)のオーバライド値を設定する前に、この設定を有効から 無効 に切り替える必要があります。 |