プログラムの確認/モニタはすべてのウィンドウで有効です。
各ウィンドウはそれぞれ独自に選択プログラムを持つ事ができます。
左側のウィンドウで、一覧画面でプログラムを選択すると、そのプログラムがそのウィンドウでの選択プログラムとなります。($TP_DEFPROG)
右側のウィンドウで、一覧画面でプログラムを選択すると、そのプログラムがそのウィンドウでの選択プログラムとなります。($UI_DEFPROG[1])
右下のウィンドウで、一覧画面でプログラムを選択すると、そのプログラムがそのウィンドウでの選択プログラムとなります。($UI_DEFPROG[2])
左側のウィンドウが選択されていない時でも、状態表示行には左側のウィンドウの選択プログラムが表示されます。
編集タイトルは現在編集中のプログラムが表示されます。
選択されているプログラムは電源がオフ/オンされても記憶されています。プログラムの現在の行番号は、ホットスタートの場合に、左側のウィンドウでだけ電源がオフ/オンされても記憶されます。右側のウィンドウでは現在の行番号は記憶されません。
同じプログラムを複数のウィンドウで編集できます。カーソルは独立して移動します。あるウィンドウで行われた変更は、即座に別のウィンドウに反映されます。複数のウィンドウで同じプログラムを変更することができます。同じプログラムでコピーを行う場合に便利です。
3つのウィンドウでは同じコピー/ペーストバッファを共有します。あるプログラムから別のプログラムへのコピーが可能です。
各ウィンドウは、元に戻す操作のためのバッファをそれぞれ持っています。元に戻す操作に関して、それぞれのウィンドウでの操作は、他のウィンドウに影響を与えません。
教示操作盤の前進/後退キーでの実行は、左側にウィンドウでしかサポートされていません。右側の画面が選択されている場合は、「ティーチ-166 左側のウインドウのみFWD/BWDできます」のワーニングが発生します。
教示操作盤の前進/後退キーによる起動のためには、プログラムを左側のウィンドウに移動する必要があります。画面分割メニューに編集画面切替があります。左側ウィンドウを選択している場合は、2つのウィンドウで編集画面が有効となっていれば「編集画面切替」を選択することができます。右側のウィンドウを選択している場合は「編集画面切替」を常に選択することができます。編集画面を選択していなくても、「編集画面切替」を選択することができます。「編集画面切替」が選択されると、プログラムが入れ替えられ、編集画面が自動的に選択されます。
システム変数$UI_CONFIG.$RECOVERMENUにより、制御装置の電源が落ちた時と同じ状態で画面表示を行うことができます。
コントローラの電源がオフ/オンした時、$UI_CONFIG.$RECOVERMENUが設定されていれば、編集画面の構成が変化しません。 表14." $UI_CONFIG.$RECOVERMENU"を参照下さい。
表14.$UI_CONFIG.$RECOVERMENU
設定 | 説明 |
---|---|
0 | 停電処理無効の時、ヒント画面を1画面モードで表示します。 |
1 | 停電処理無効の時、電源断時に表示されていた画面を1画面モードで表示します。 |
2 | 停電処理無効の時、全てのウィンドウにヒント画面を、電源断時に選択されていたウィンドウモードで表示します。 |
3 | 1と2の両方です。 |
4 | 停電処理有効の時、電源断時に表示されていた画面を1画面モードで表示します。 |
6 | 2と4の両方です。これが初期設定です。 |