スポット装置の設定では、スポット初期設定画面で設定された装置(主にエアガン)に関してのタイミングや エアガンおよびサーボガンでのスポットカウンタのレジスタ番号などを設定します。
表1. スポット装置設定
選択 | 説明 |
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先行指定形式(msecまたはmm) 標準値: 時間 最小: 時間 最大: 距離 |
この項目は下記のストローク半開先行および加圧先行の値が時間か距離かを設定します。
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加圧先行(msecまたはmm) 標準値: 150 最小: 0 最大: 10000 |
この項目は溶接位置に到達する何msec(又はmm)前にガン加圧を開始するかを指定 します。距離が有効になるのは直線動作の場合だけです。 |
溶接遅延時間 (msec) 標準値: 最小: 0 最大: 10000 |
この項目は溶接位置に到達してから溶接が開始されるまでの遅延時間を設定しま す。サーボガンの場合は目標加圧力に達してから溶接開始までの遅延時間です。 |
ストローク半開先行(msecまたはmm) 標準値: 300 最小: 0 最大: 10000 |
この項目は溶接位置に到達する何msec(又はmm)前にストローク切換えを開始する かを指定します。距離が有効になるのは直線動作の場合だけです。 |
ガン開放時間(msec) 標準値: 0 最小: 0 最大: 10000 ms |
この項目はガンが溶接終了後、次の位置へ移動する前にガンを開放するのに必要な 遅延時間を設定します。 |
ストローク全開時間(msec) 標準値: 0 最小: 0 最大: 10000 ms |
この項目は次の位置へ移動する前に、ストロークを半開から全開にするための遅延 時間を設定します。 |
スポットカウンタ R[n] デュアルガンの場合は ガン n スポットカウンタR[n] 標準値: 1 最小: 1 最大: 200 |
この項目はスポットカウンタ用のレジスタ番号を設定します。ガン1 によって実行 された全てのスポット溶接のカウンタとして使用されます。テスト実行中に行われ た溶接、および手動溶接も含まれます。デュアルガンの場合はガン1、ガン2 各々 設定できます。 |
チップドレスカウンタ R[n] 標準値: 0 最小: 0 最大: 200 |
この項目はチップドレスカウンタのレジスタ番号を設定します。レジスタ値の更新 はチップドレス用プログラム内で更新する必要があります。 |
チップドレスまでの溶接回数 |
この項目はチップドレスまでの溶接回数を設定します。この値は生産モニタ画面の 溶接回数のグラフ表示に使用されます。 |
ドロップオフガン 1 マクロ スタッド溶接及びスタッドバックアップガン用設定 |
この項目はガン 1 のスタッド溶接時のドロップオフ用プログラム名を指定します。 |
ピックアップガン1 マクロ スタッド溶接及びスタッドバックアップガン用設定 |
この項目はガン 1 のスタッド溶接時のピックアップ用プログラム名を指定します。 |
ドロップオフガン2 マクロ スタッド溶接及びスタッドバックアップガン用設定 |
この項目はガン 2 のスタッド溶接時のドロップオフ用プログラム名を指定します。 |
ピックアップガン2 マクロ スタッド溶接及びスタッドバックアップガン用設定 |
この項目はガン 2 のスタッド溶接時のピックアップ用プログラム名を指定します。 |
バックアップおよびソフトタッチ圧力用の溶接圧力 | |
ガン開放圧力 標準値: 0 |
この項目はバルブ圧力信号に対するガン開放時の圧力を設定できます。( 図1, " バルブ圧設定 " のOG参照) |
ストローク圧力 標準値: 0 |
この項目はバルブ圧力信号に対するガン開放後の圧力を設定できます。( 図1, " バルブ圧設定 " のストローク圧力参照) |
ソフトタッチ圧力 標準値: 0 |
この項目はソフトタッチ信号使用時にバルブ圧力信号に対するソフトタッチ圧力を 設定できます。( 図1, " バルブ圧設定 " のSTP圧力参照) |