設定:サーボロボット画面


設定:サーボロボット画面

サーボロボットセンサを使用する前に、センサのシステムパラメータを正しく設定する必要があります。

表1.サーボロボットセンサ設定項目

項目 説明

ローテータ

ローテータの有無を設定します。ローテータが存在する場合には、「有り」を選択して下さい。ローテータが存在しない場合には「無し」を選択して下さい。サーボロボットセンサはローテータをサポートしていませんので、「無し」を選択して下さい。

トラックエラーDO

トラッキング失敗が起きた時にオンするデジタル出力を設定します。トラッキングの失敗は以下のアラームが発生した場合です。

  • MIGE-027 継手位置未検出(連続)

  • MIGE-034 教示が短すぎます

  • MIGE-036 トラッキング計算ができません

  • MIGE-037 データが少なくトラッキングができません(1)

  • MIGE-038 データが少なくトラッキングができません(2)

  • MIGE-039 補正量過大

0に設定すると機能無効となります。(リセットにより信号がオフされます。)

サーチエラーDO

サーチエラーが発生した時にオンするデジタル出力を設定します。0に設定すると機能無効となります。(リセットにより信号がオフされます。)

レーザ状態出力

レーザ状態DIがオンでレディの時にオンになるデジタル出力信号を設定します。

レーザ状態DI

サーボロボットセンサがオンになった時にオンとなるデジタル入力信号を設定します。

ワーク回転付加軸

協調トラッキングを実行する時にワークを回転させる付加軸を設定します。付加第1軸をワーク回転軸とするには、この設定を1としてください。この設定には、1、2、3のいずれかを設定できます。

注:適応溶接制御は、現在、協調トラッキングをサポートしていません。

多層盛り取り込み周期

多層盛り機能での記録周期を設定します。設定単位は多層盛り取り込み周期単位の設定で決まります。最小値は3mmまたは150msecです。

多層盛り取り込み周期単位

多層盛り取り込み周期の設定単位を設定します。ファンクションキーにより長さ(mm)または時間(msec)を選択します。

レーザオンの継手番号

サーチの時にレーザーをオンするのに使用する条件番号を設定します。現在使用されていません。

トラックエラー復旧機能

センサエラーが発生した時センサエラー復旧機能を有効にします。