iRVisionのシステム設定画面では、iRVisionに関連する全般的な設定を行うことができます。
表1.システム設定
項目 | 説明 |
---|---|
実行時モニタ無効 | チェックを入れると実行時モニタに関係する全ての処理を行わなくなり、実行時モニタには何も表示されなくなります。 |
実行時モニタのバッファサイズ | 実行時モニタ用に保存する画像のバッファサイズを選択します。サイズを大きくすると、PCの実行時モニタに表示される画像が高精細になりますが、メモリの使用量が2MB程度増えます。 |
iRConnect画像保存無効 | チェックを入れると、iRConnectに画像を送らなくなります。また、ビジョンの処理にかかる時間が若干短くなります。この設定項目はiRConnect機能をご利用の場合のみ表示されます。 |
iRConnect最大画像サイズ | iRConnectで通知する画像の最大サイズを選択します。サイズを大きくすると、メモリの使用量が2MB程度増えます。この設定項目はiRConnect機能をご利用の場合のみ表示されます。 |
小数点の記号 | チェックを入れると、小数点の記号としてピリオド(.)の代わりにコンマ(,)を使用するようになります。 |
実行履歴有効 | チェックを入れると、実行履歴の保存、履歴画像の保存に関する処理を行うようになります。ただし、その分だけビジョンの処理時間が長くなります。 |
実行履歴の保存先 | 実行履歴、履歴画像の保存先フォルダを指定します。保存先として選択可能なデバイスはMC:、UD1:、C1:(PCシェア)です。 |
ビジョンデータの保存先 | ビジョンデータがロボット制御装置のどこに格納されているかを示しています。参照専用です。 |
モデル教示ファイルの保存先 | 外部モデル教示機能で使用するモデル教示ファイルや画像ファイルを格納しておくデバイスのフォルダを示しています。参照専用です。 |
生産中のテスト実行を許可 | このチェックボックスにチェックを付けると、生産中であっても教示画面から画像のスナップやテスト実行ができるようになります。 |
英語のツール名を使用 | チェックを入れると、ビジョンツール名の初期値に英語を使用するようになります。制御装置の言語を日本語から英語に変更した場合に、ツール名で文字化けすることを防ぐことができます。 |
3Dマップ格納領域 | バラ積センサの3Dマップを格納するためのDRAMメモリ領域の大きさをブロック数で指定します。標準値は1です。この設定項目はバラ積みセンサをご利用の場合のみ表示されます。 |
検出実行で4Dグラフィックスを表示する | チェックを入れるとビジョン検出命令を実行した時に、ビジョンプログラムの検出結果が4Dグラフィック画面に表示されるようになります。4Dグラフィック機能をご利用の場合のみ表示されます。 |