ステップ4-1 補正面を設定する
【目的】
ワークが置かれる台の傾きと高さを補正面として設定します。補正面の情報はユーザ座標系に記録します。

【手順】
TP
ユーザ座標系の設定画面で、適当な番号のユーザ座標系を選択し、台の面がXY平面になるように3点教示で座標系を設定します。このチュートリアルでは、説明のため、ユーザ座標系1番に設定することにします。
TP
台の面上の1点(例えば右図(1))を座標原点として記録します。面上であれば、どこを座標原点にしても構いません。
TP
座標原点から離れた、台の面上の1点(例えば右図(2))をX軸方向点として、X軸方向に記録します。
TP
同様に座標原点とX軸方向点から離れた、台の面上の1点(例えば右図(3))をY軸方向点として、Y軸方向に記録します。
X軸方向に対して、Y軸方向点を左側にとると、Z軸方向が上を向くため、わかりやすくなります。
座標原点、X軸方向点、Y軸方向点は、できるだけ離れているほうが設定精度が良くなります。
また、この3点は、必ず台の面と平行になるようにしてください。