36.スキップ条件命令

スキップ ジョウケン (I/O) = (値)

スキップ条件命令は、動作文でスキップ動作付加命令を使用する時、スキップ命令を実行するための条件を設定します。条件は他のスキップ条件命令でリセットされるまで有効です。詳しくは、5."動作付加命令"を参照ください。

図240."スキップ条件(DO/DI、RO/RI、SO/SI、UO/UI)"から図243."スキップ条件"までを参照ください。

図240.スキップ条件(DO/DI、RO/RI、SO/SI、UO/UI)

スキップ条件(DO/DI、RO/RI、SO/SI、UO/UI)

図241.スキップ条件(DI/DO、RI/RO、SI/SO、UI/UO、WI/WO)

スキップ条件(DI/DO、RI/RO、SI/SO、UI/UO、WI/WO)
スキップ条件(DI/DO、RI/RO、SI/SO、UI/UO、WI/WO)

図242.スキップ条件(レジスタ、GI/GO、AI/AO、システム変数)

スキップ条件(レジスタ、GI/GO、AI/AO、システム変数)
スキップ条件(レジスタ、GI/GO、AI/AO、システム変数)

図243.スキップ条件

スキップ条件
スキップ条件

エラー番号

エラー番号 = aaabbb

aaa:アラームID(10進数);bbb:アラーム番号(10進数)

エラー番号「aaabbb」に0が指定された場合、エラーが起きた場合には条件が成立します。

例えば、

スキップ ジョウケン エラーバンゴウ=11006

これは、11はサーボアラームのIDであるので、「サーボ-006 ハンド破断」のアラームを示します。

演算子

スキップ条件命令では、「カツ」、「マタハ」の演算子を使って1行に複数の条件を教示することができます。

複数の「カツ」と「マタハ」の演算子が教示されている命令で、そのうちの1つの置き換えを行うと、同じ行の全ての他の演算子も自動的に置き換えられ、以下のワーニングが発生します。

ティーチ-062  論理演算子カツをマタハに置換えました
ティーチ-063  論理演算子マタハをカツに置換えました

1つの命令の中で「カツ」、「マタハ」で繋ぐことのできる条件の最大数は5です。

スキップ ジョウケン(条件1)マタハ(条件2)マタハ(条件3)マタハ(条件4)マタハ(条件5)