スコアの閾値

画像上でどの程度のコントラスト(明暗差)があれば特徴として認識するのか、そのしきい値を指定します。画像に写ったパターンの平均コントラストがしきい値以下のものは検出されません。コントラストのしきい値は10〜255の値で指定します。標準値は50です。

設定値を決める目安としては、画像中で位置、角度を変更してワークを置いて検出テストを繰り返し、最も低いコントラストを調べ、それに10程度のマージンを引いた値を設定します。コントラストは、外乱光の有無などによって変わります。外乱光の有無を考慮してテストしてください。

コントラストのしきい値を高めに設定した方が、検出にかかる処理時間は短くなります。
コントラストのしきい値を20よりも低く設定しないと検出できない場合には、以下の点を確認してください。