ツール補正条件命令は、ツール補正命令で使用される補正条件を指定します。ツール補正条件命令はツール補正命令を実行する前に実行する必要があります。一度指定されたツール補正条件は、プログラムが終了するか、次のツール補正条件命令が実行されるまで有効です。
教示 2 1 スキップ 2 フカセッテイ 3 イチ補正/座標系 4 多軸制御 5 プログラム制御 6 マクロ 7 ツール補正 8 --次ページ--
位置レジスタはシフトする方向とシフト量を指定します。
補正にはツール座標系が使用されます。
ツール座標系番号を指定しない場合、現在選択されているツール座標系番号が使われます。
位置データが各軸座標系の場合、アラームを出してプログラムは一時停止します。
ツール補正命令は、位置データに記録されている目標位置に、ツール補正条件に指定された補正量だけシフトした位置へロボットを移動させます。シフトする条件は、ツール補正条件命令によって指定されます。図249."ツール補正条件命令"を参照ください。