マーカ画面


マーカ画面

マーカ画面では、マーカの状態を監視できます。

マーカ(M[ ])はフラグと同様ですが、マーカの値を直接編集することはできません。マーカ(M[ ])がTP プログラムの代入(=)の左辺に指定されていて、その文が実行される場合、式は内部的にバックグランド演算として定義され、反復して実行されます。マーカ(M[ ])には常に式の結果が入ります。

標準では、マーカ機能は無効になっていて、マーカメニューは表示されず、M[ ]をTP プログラムで教示することはできません。マーカ機能を使用するには、$MIX_LOGIC.$USE_MKRをTRUEに設定します。

  • 通常のTPプログラムでマーカ代入文が実行されると、その文がバックグランド演算に登録されます。その文は、別の式がマーカを再定義するまでバックグランド演算として実行されます。その文はバックグランド演算なので、プログラムが一時停止または停止されても、文の実行は停止されません。

  • 標準では、8個のマーカ(M[1]〜M[8])があります。マーカの個数は、システム変数$MIX_LOGIC.$NUM_MARKERSで変更できます。マーカの最大数は100個です。1個のマーカは300バイトのパーマネントメモリ領域を占有します。

  • マーカ代入文を計算するスキャン時間は、標準モードのバックグランド演算のスキャン時間と同じです。マーカ代入文が定義されていると、バックグランド演算のスキャン時間に影響します。

  • 計算を停止するには、定義されたマーカ式をクリアします。定義された式をクリアするには、マーカ詳細メニューで「消去」操作を実行するか、TPプログラムで以下の行を実行します。

      M[1]=()
    

  • マーカが式に割り当てられてなく、そのマーカが別の文で使用されている場合、マーカの値を読み取る時点で「ジッコウ-438 I/O マーカが未定義です」が発生します。

  • バックグランド演算の代入文の左辺にM[ ]を指定することはできません。