プログラム実行中に衝突検出を制御するために衝突検出命令を使用することができます。
標準設定では衝突検出が有効です。
衝突検出を一時的に無効にするためには、「ショウトツ ケンシュツ オフ」命令をプログラムに教示します。
衝突検出を再度有効にするためには、「ショウトツ ケンシュツ オン」命令をプログラムに教示します。衝突検出機能は標準では常に有効のため、「ショウトツ ケンシュツ オン」命令を使用する必要があるのは、その前に「ショウトツ ケンシュツ オフ」命令を使用した場合だけです。
一時的に衝突検出の感度を変更するためには、「ショウトツ ケンシュツ カンド」命令をプログラムに教示します。本命令により設定された衝突検出感度は、衝突検出感度設定画面で設定された感度よりも優先して適用されます。
TPプログラムでのこれらの命令の使用例として、例4."衝突検出命令の例"を参照ください。
例4.衝突検出命令の例
10: カクジク イチ[1] 100% イチギメ 11: ショウトツ ケンシュツ オフ 12: チョクセン イチ[2] 2000mm/sec ナメラカ100 13: チョクセン イチ[3] 2000mm/sec ナメラカ100 14: チョクセン イチ[4] 2000mm/sec ナメラカ100 15: ショウトツ ケンシュツ オン 16: カクジク イチ[5] 50% イチギメ 17: ショウトツ ケンシュツ カンド 120 18: チョクセン イチ[6] 2000mm/sec ナメラカ100 19: チョクセン イチ[7] 2000mm/sec ナメラカ100 20: ショウトツ ケンシュツ カンド レジ[1] 21: カクジク イチ[8] 50% イチギメ