適用によっては、TPプログラムの中で何度か負荷を調整しなければならないかもしれません。例えば、ツールを変更する必要がある場合、変更を反映するために負荷情報を調整する必要があります。
図211."フカセッテイ"を参照ください。
フカセッテイ [GPx:y] 命令は、使用する負荷設定を指定できます。10個の異なる負荷情報を設定することができます。それぞれの負荷情報には負荷設定番号が付いています。
負荷設定を変更する場合、適切な負荷設定を選択するためにフカセッテイ [GPx:y] 命令を使用します。
動作グループが1つしかない場合、もしくはプログラムで有効な動作ブループ全てで同じ負荷設定番号に切り替える場合はフカセッテイ[y]命令を使用します。
フカセッテイ命令を使用する前に、指定する負荷設定が正しく設定されていることを確認してください。
フカセッテイ命令によって切り替わった負荷設定番号はプログラム終了後も有効です。以降のプログラム実行時やジョグ時にも、切り替わった負荷設定番号が使われます。
TPプログラムでのフカセッテイ [GPx:y] 命令の使用例について、例7."TPプログラムでのフカセッテイ [GPx:y] 命令の使用例"を参照ください。
例7.TPプログラムでのフカセッテイ [GPx:y] 命令の使用例
52: フカセッテイ[GP1:1] 53: チョクセン イチ[1] 500mm/sec ナメラカ100 54: チョクセン イチ[2] 2000mm/sec ナメラカ100 55: チョクセン イチ[3] 500mm/sec イチギメ 56: ヨビダシ toolchng 57: フカセッテイ[GP1:2] 58: チョクセン イチ[2] 500mm/sec ナメラカ100 59: チョクセン イチ[1] 2000mm/sec ナメラカ100 60: チョクセン イチ[5] 500mm/sec イチギメ 61: ヨビダシ toolchng 62: フカセッテイ[GP1:1] 63: チョクセン イチ[1] 500mm/sec ナメラカ100
イナーシャ計算に使用するイナーシャ計算式については、図212."イナーシャ計算式"を参照ください。