補正誤差が大きい場合

補正動作の補正誤差が大きい場合は、以下の点を確認してください。

1 カメラキャリブレーションが正しく実行できていること
2 画像表示エリア内に写っているマーカがぼやけていないこと
3 画像表示エリア内に写っているマーカが、画像表示エリア全体に対して小さすぎないこと
4 マーカとカメラの距離が遠すぎないこと
5 カメラデータで、[明るさ自動調整]が有効になっていること
6 「撮像位置の教示」を行った時とライン実行時で、マーカの周りの照明状況に大きな変化がないこと
7 マーカのドット以外を、ドットとして誤検出していないこと
8 検出しているドットの数が少なすぎないこと
9 「撮像位置の教示」の設定項目で[サイクルタイム優先]が無効になっていること
10 設定したドットの格子点間隔がマーカ記載のものと一致していること
11 [撮像までの待機時間]が短すぎないこと
12 マーカと作業場所(補正位置)との距離が離れすぎていないこと