バッテリ切れの問題によりマスタリングデータが失われた場合に備えて、マスタリングデータを保存することができます。詳しくは操作2. マスタリングデータの保存と読込を参照して下さい。
操作 2.マスタリングデータの保存と読込
位置合わせが完了していること。位置合わせが行われていない場合は、4.治具位置マスタリングから 7.ゼロ位置マスタリングまでのマスタリング方法のうちいずれかを選択してマスタリングと位置合わせを行って下さい。
USBメモリやメモリーカードを接続してファイルの書き込みができること。
画面選択キーを押します。
「0 -- 次 -- 」を押して、「6 システム」を選択します。
F1「画面」を押し、メニューから「位置合わせ」を選択します。
もし「位置合わせ」がメニューのリストの中に存在しなければ 下記の通りに実行して下さい。問題なければ手順 4に進んで下さい。
メニューから「システム変数」を選択します。
$MASTER_ENBにカーソルを合わせます。
「1」を入力してください。
F1「画面」を押し、メニューから「位置合わせ」を選択します。
「位置合わせ」を選択すると下記のような画面が表示されます。
位置合わせ トルク = [オン] 1 治具位置マスタリング 2 ゼロ位置マスタリング 3 簡易マスタリング 4 1軸マスタリング 5 簡易マスタリング参照点設定 6 位置合わせ 入力 または数字キーで選んでください。
補助キーを押します。
「0 -- 次 -- 」を押して、「保存」を選択してください。SYSMAST.SVというファイルが現在選択されているデバイスにコピーされます。
このファイルを保管しておきます。
保管しておいたSYSMAST.SVをUSBメモリやメモリカード等のデバイスに入れ、制御装置に接続します。
コントロールスタートにて、 ファイル画面でSYSMAST.SVにカーソルを合わせてF3「読込」を行って下さい。