設定:状態画像


設定:状態画像

表1.状態画像設定画面での設定項目

項目

説明

画像名

設定画面や状態画面の一覧表示で表示される名前です。1文字から40文字までで名前を付けることができ、空白も使用できます。状態画像設定画面で直接名前を変更することができます。

背景画像

状態画像のほとんどを覆う大きな画像を背景画像と呼びます。ファイルとして保存されています。設定の際には、状態画像設定画面にファイル名を設定します。

インジケータの数

設定されているインジケータの数が表示されます。この項目ではファンクションキーによる操作だけが有効です。直接数値を変更してもインジケータの数を変更することはできません。

インジケータの選択

この画面ではインジケータを1つずつ設定します。この項目では、設定するインジケータを指定します。

カスタムロジックプログラム

状態画像が更新される毎に起動するプログラムを指定することができます。インジケータの状態を決定する複雑なロジックが必要な場合に使用して下さい。

典型的なカスタムロジックプログラムは制御装置内の各項目の状態を組み合わせ、それに応じてインジケータの状態制御項目を決定することです。カスタムロジックプログラムはTPプログラムとカレルプログラムのどちらでも実装することができますが、動作文を教示することはできません。

カスタムロジックプログラムを作成するには、以下を参照して下さい。

  • 設定する前にプログラムを作成しておく必要があります。プログラムを後で変更することは可能です。次に状態画像が更新される時に変更後のプログラムが起動されます。

  • TPプログラムでは、属性を以下のように設定することをお勧めします。

      
      BUSY_LAMP_OFF = 1,
      ABORT_REQUEST = 3,
      PAUSE_REQUEST = 7;
      DEFAULT_GROUP = *,*,*,*,*;
    
  • プログラムの実行は素早く終了させる必要があります。プログラムが終了するまでに1秒以上かかる場合、状態画像の表示は続行しますが、ワーニングが発生します。典型的なプログラムでは1ミリ秒以内に終了すべきです。


表2.状態画像インジケータ設定項目

項目

説明

インジケータ名

この項目はインジケータの名前を示します。設定の際に各インジケータを参照するためのものです。状態画像の表示画面では表示されません。

配置

画像上でのインジケータの大まかな位置を表示します。

状態制御項目1

この項目はインジケータを制御するための最初の項目を指定します。I/O、データレジスタ、ビジョンレジスタのいずれかを設定します。

状態制御項目2

この項目はインジケータを制御するために最初の項目と組み合わせる2つ目の項目を指定します。

状態を示す画像

これらは状態制御項目の数値に応じて表示される画像です。