3Dブロブの検出位置として出力する種類をドロップダウンボックスで選択します。
- [重心]
- 3Dブロブを構成する3次元点の重心を検出位置とします。[平面を計算する]にチェックを付けると、平面上の3次元点のみを使用して重心を計算します。
- [外接長方形の中心]
- 各3Dブロブを包括する最小の長方形を計算し、その長方形の中心を検出位置とします。各長方形は3Dブロブがなす平面内で計算されるため、[平面を計算する]が有効になり、無効にはできません。袋物などの表面状態により、計測される3次元点に抜けや誤差が多い場合にも、比較的安定してワークの中心付近を検出位置として計算します。
- [密度が高い位置]
- 3Dブロブを構成する3次元点の密度が高い範囲の中心位置を検出位置とします。[平面を計算する]にチェックを付けると、平面上の3次元点のみを使用して密度を計算します。
- [穴の位置(穴の姿勢)]
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検出した穴の周囲の3次元点のみを使用して穴の位置と姿勢を計算し、検出位置とします。特に、3Dブロブ上の主となる面とは異なる面に穴がある場合に有効です。
- [穴の位置(ワーク全体の姿勢)]
- 3Dブロブ上に存在する穴の中心位置を検出位置とします。[平面を計算する]にチェックを付けると、平面上の3次元点のみを使用して穴の中心位置を計算します。このとき、姿勢は3Dブロブがなす平面の姿勢が出力されます。